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MARKET NEWS

【グローバル通信】中国訪日ビザ3倍増!台湾香港9割中食需要あり!

2024.6. 4

【グローバル通信】中国訪日ビザ3倍増!台湾香港9割中食需要あり!

ESDグローバル通信編集部です。

 

日本政府観光局(JNTO)5月15日の発表によりますと、4月の訪日外客数は304.3万人で、2か月連続で300万人を超えました。

 

 【上位5市場と対2019年同月比】

  1. 韓国 661,200人(+16.7%)
  2. 中国 533,600人(-26.5%)
  3. 台湾 459,700人(+13.9%)
  4. 米国 228,900人(+34.5%)
  5. 香港 184,500人(- 5.3%)

 

 

3月の外国人延べ宿泊者数は1,270万人泊(第1次速報値)、宿泊者の23.1%が外国人でした。

台湾が1,417,750人泊でトップ、続いては中国1,364,490人泊、米国1,362,710人泊、韓国1,286,790人泊、香港620,690人泊の順です。

 

2月の外国人延べ宿泊者数は1,152万人泊(第2次速報値)で、北海道は112万人泊(宿泊者の34.2%が外国人)。

東北は25万人泊(宿泊者の8.9%が外国人、内青森県3.4万人泊、岩手県4.4万人泊、宮城県7.4万人泊、秋田県0.8万人泊、山形県4.9万人泊、福島県4.0万人泊)です。

 

 

 

 

新千歳空港4月の国際線旅客数は18万人で、対前年比151.5%、対2019年比66.9%となりました。

  【路線別の旅客数(搭乗率)/2019年2月の対比】

  1. 韓国 75,509人(72%) / 94,555人(64%)
  2. 台湾 50,224人(78%) / 53,625人(70%)
  3. タイ 18,138人(77%) /   -  
  4. 中国 13,397人(56%) / 42,078人(73%)
  5. 香港 13,041人(67%) / 22,635人(68%)
  6. 他  12,266人(81%) / 59,877人(76%)※タイを含む

 

 

中国OTA最大手の携程(Trip.com)によると、第二四半期の訪日ビザ申請量が2023年に比較し5倍に増加、新型コロナウイルス以前の2019年と比較しても3倍と急増していています。

富裕層に対して発給される5年マルチビザの申請割合も3%から23%に拡大しており、富裕層の来日が期待されます。

 

 

台湾人・香港人向けの訪日観光情報サイト「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」が約4000人の台湾人・香港人に行った調査では、9割以上が「日本旅行中の夕食をデパ地下・スーパーで購入したい」と回答しました。

デパ地下・スーパーで購入したい品目の1位は「惣菜」2位「スイーツ」で、デパ地下やスーパーで購入したい理由の8割超は「日本人が普段食べている物を味わってみたい」で、日本の中食の需要が高まってきているようです。

 

常に変化がするインバウンド市場への対応は、インバウンド事業着手から20年以上の実績を持つESDにご相談ください。

esd_ibsoudan@din-group.co.jp