株式会社イースト・デイリー

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PROMOTION CASE STUDY

PROMOTION CASE STUDY脱・打ち上げ花火型!アフターコロナへと繋がるスタンプラリープロモーション

 

みなさん、こんにちはマーケティング・ソリューション部の原田です。

本日の記事は江別市の食の魅力をPRするスタンプラリーの事例です。

令和2年度、コロナ禍での開催となり、紙とLINE公式アカウントを用いたオンラインで参加もできるスタンプラリーを実施いたしました。

 

 

コロナ禍でありながら大成功を収めることができたスタンプラリー。

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幻の小麦と呼ばれる「ハルユタカ」をはじめ、江別市の特産品である「小麦」。

江別市ではパン・麺・スイーツ・ビールなど江別産小麦を加工した商品が多く生産され、多くの美味しいパン屋さんや、スイーツショップが点在しています。江別市の地域ブランド調査において、特に魅力度が高いという結果が出た「パン」と「スイーツ」。この「小麦」の特産品を楽しみながら、街を周遊してもらい、江別市の魅力を理解してもらうという内容です。

本事業ではLINE公式アカウントを活用することで、イベント効果を高める大きなテーマも設定しておりました。コロナ禍でありながら、大成功を収めることができたスタンプラリー事例をご紹介いたします!

 

 

打ち上げ花火型のスタンプラリーにはしたくない。

アフターコロナへ繋がるプロモーションを立案。

スタンプラリーの開催にあたり、下記の狙いと課題がありました。

①Withコロナのイベントであり、且つ、アフターコロナを見据えた観光プロモーションにチャレンジしたい

②観光プロモーションにおいてSNSを上手に活用ができていない

③打ち上げ花火型のプロモーションではなく、アフターコロナにも繋がるプロモーションを実現したい

この課題解決のため、スタンプラリー参加者へSNS登録を促し、事業終了後も江別市からの情報発信を定期的にできる、「参加者の関係人口化」を図っていく企画をご提案いたしました。

 

 

スタンプラリーのベースにLINE公式アカウントを採用しました。

まず、スタンプラリーのベースとなるメディアの選定です。下記ポイントよりLINE公式アカウントを採用することになりました。

スタンプラリーアプリの導入なども検討されましたが、「アプリダウンロードのハードルが高い=参加ハードルが高くなってしまう」「SNSプロモーションに繋げにくい」ため見合わせました。

 

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①国内月間利用者数8,900万人と利用ユーザーが多く、性別・年齢問わず老若男女幅広い年齢層に使われる。

②普段使いのSNSとして、ユーザーが操作に慣れており、友だち登録も簡単に即座に登録ができる。

③API連携によりLINE公式アカウント内で参加ができるスタンプラリーシステムを構築することができる。

④LINE広告を活用することでプロモーションから友だち獲得、スタンプラリーの参加まで一気通貫に実施ができる。

コロナ禍での開催ということもあり、緊急事態宣言など有事の際に、参加者へメッセージ配信で到達率の高いお知らせができるというのも採用のポイントとなりました。

 

 

LINE公式アカウントと紙のスタンプラリーを並走して実施。

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▲ Withコロナのスタンプラリーとして、スタンプ台は置かず、参加店舗スタッフによる押印を実施。スタンプのゴム印は約40店舗の参加店舗それぞれのオリジナルスタンプを作り、参加者の収集意欲を高めました。

 

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▲ LINE公式アカウントでの友だち登録時にはアンケートを実施し、参加者のステータスを把握しました。あと残り1店舗の参加者に「もう1つのスタンプで景品応募ができますよ!」とお知らせをするなど、参加状況に応じたメッセージを配信。事業終了後も参加者の動態や、各参加店への参加状況など詳細なデータを手に入れることができました。

 

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▲ メインメニューであるリッチメニューには、スタンプカード以外にも、参加店情報・景品情報、各サイトへのリンクなどスマホ一つでスタンプラリーを簡単に楽しめる内容に設計いたしました。

 

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▲ LINEを使い慣れた方なら感覚的に楽しめる内容に。参加店情報にはGoogle MAPへのリンク、周辺の観光スポットとの連携、景品情報からは生産者へのサイトリンクなど、スタンプラリーによる波及効果を高める内容にしました。

 

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▲ QRコードを読み込むとスタンプを獲得することができます。API連携をしているので、あと残り1店舗の参加者に「もう1つのスタンプで景品応募ができますよ!」とお知らせをするなど、参加状況に応じたメッセージを配信することができました。

 

 

紙でのスタンプラリーを並行して実施することによる、

SNSでの参加率の低下の懸念がありました。

紙のスタンプラリーがあることで、その簡易さより、LINE公式アカウントで参加する人数が伸び悩むのではという懸念がありました。そこで、LINE公式アカウントでしか参加ができないキャンペーンを実施いたしました。

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▲ 「ウェルカムチャレンジ」:LINE公式アカウントで初回スタンプ獲得時にチャレンジできるキャンペーン。その場で当たる抽選特典でオリジナル「髭パンマスク」をプレゼントいたしました。多くの参加をいただくことができました。

 

 

LINE公式アカウントからの参加が約3割という結果に!

スタンプラリーを通してLINE公式アカウントの友だちを約1,400人獲得!

その結果、景品応募の約3割がLINE公式アカウントから、LINE公式アカウントの友だちも約1,400名を獲得することができ、満足のいく成果となりました。

 

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▲ 「可愛いポスターが参加のきっかけになりました」という嬉しい声も多数いただきました。参加店舗からもいつもはお越しにならない新規のお客様に多く来店いただけたと喜んでいただけました。

 

 

スタンプラリーを通して観光PRの資産を獲得!

事業終了後も約1,400人の友だちへは定期的にメッセージを配信しています。

LINE公式アカウントを用いたスタンプラリーにすることで、打ち上げ花火型のイベントとはなりませんでした。

LINE公式アカウントで獲得した友だちは、スタンプラリーという市のイベントに興味を持ち参加してくれた方々です。事業終了後もイベント情報などを定期的にメッセージ配信しています。

 

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▲ 令和3年度に実施した謎解きイベントでは、最初に、この友だちへイベントのお知らせを配信。イベントもLINE公式アカウントとの連携を強めており、現在は約3,000名を超える友だちを保有しております。

 

 

弊社はLINE社の代理店ランク制度で全国5社しかいないシルバーランクを保有。

LINE公式アカウントを用いたキャンペーンなど是非ご相談ください!

弊社は優れた販売実績、サポート体制などLINE社が定めるランク制度において、全国に5社しかいないシルバーランクを保有しております。

また、今回のようなイベント連携から、企業アカウント・自治体アカウントの運用まで、多種多様な業種と内容の約3,000アカウントを運営しております。

LINEを用いたプロモーションのご相談はお気軽に弊社までご連絡ください!

 

 

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